鎌倉・江ノ島日帰りコース|ひとり旅|週末お出かけおすすめ|車なし

週末にふらっと出かけられる日帰り旅先を探しているなら、鎌倉・江ノ島は外せない選択肢です。東京から電車で1時間ほどとアクセスも良く、歴史ある寺社や美しい海岸、さらには名物グルメまで楽しめる魅力が詰まっています。
鎌倉の中心部から江ノ電に揺られて海沿いへ向かうコースは、歴史好きの方も、自然に癒やされたい方も、週末を充実させたい方にぴったりのプランになるはずです。

1、鶴岡八幡宮

鎌倉のシンボルといえば、なんといっても鶴岡八幡宮でしょう。鎌倉駅の東口から歩いてすぐ、若宮大路を進んでいくと、大きな鳥居が見えてきます。源頼朝ゆかりの神社として知られ、歴史の重みを感じさせる荘厳な雰囲気に包まれています。季節ごとに桜や牡丹、紅葉など、美しい花々が境内を彩るため、いつ訪れても違った顔を見せてくれます。境内には、源平池や鎌倉国宝館、源氏池には源氏と平氏を象徴する島があり、歴史好きにはたまらない場所かもしれません。

アクセス: JR横須賀線・鎌倉駅から徒歩約10分。
開放時間: 参拝自由。
料金: 境内への入場は無料。

2、英勝寺

鶴岡八幡宮の喧騒から少し離れた場所にあるのが、竹寺として知られる英勝寺です。
鎌倉では唯一の尼寺であり、落ち着いた静かな雰囲気が魅力的です。境内は四季折々の花が咲き誇り、特に初夏に咲く紫陽花は、見事な景観を作り出します。また、境内の一角にある竹林も必見で、京都の報国寺にも劣らない、美しい景色を楽しめます。

アクセス: JR横須賀線・鎌倉駅から徒歩約15分。鶴岡八幡宮から徒歩約10分。
開放時間: 9:00~16:00
料金: 拝観料300円

3、イワタ珈琲店で名物ホットケーキを食べる

英勝寺で静かな時間を過ごした後は、小町通りの喧騒に戻り、老舗喫茶店「イワタ珈琲店」でランチと休憩をしましょう。ここは、なんといっても名物のホットケーキが有名です。注文から焼き上がりまで30分以上かかると言われており、その分期待感も高まります。分厚いホットケーキは、表面はサクサク、中はふんわりとした食感で、素朴な甘さが口いっぱいに広がります。

食事をしたい方には、ボリューム満点の「アメリカンクラブハウスサンド」もおすすめです。分厚いホットケーキとサンドイッチを一人で食べるのは難しいかもしれませんが、その分、どちらを食べるか迷う時間も楽しいひとときでしょう。昭和のレトロな雰囲気が漂う店内で、旅の途中の疲れを癒しましょう。

アクセス: JR横須賀線・鎌倉駅から徒歩約3分。
開放時間: 9:30~17:30
料金: ホットケーキ1,100円、アメリカンクラブハウスサンド1,100円。

4、長谷寺

イワタ珈琲店で心もお腹も満たされたら、江ノ電に乗って長谷へ向かいましょう。鎌倉駅から江ノ電に乗り、長谷駅で降ります。長谷駅から歩いてすぐの長谷寺は、「花の寺」として知られ、四季折々の花が楽しめることで有名です。特に紫陽花の季節には、約40種類以上、2,500株以上の紫陽花が咲き誇り、紫陽花路を散策する人々で賑わいます。見晴台からは、由比ヶ浜の美しい景色を一望でき、海の青と空の青が溶け合う絶景は、日々の疲れを忘れさせてくれるでしょう。
観音様を拝観したり、境内の散策を楽しんだりしながら、ゆったりとした時間を過ごしましょう。

アクセス: 江ノ電・長谷駅から徒歩約5分。
開放時間: 8:00~17:00(3月~9月)、8:00~16:30(10月~2月)
料金: 拝観料400円

5、鎌倉大仏殿高徳院

長谷寺から歩いてすぐの場所に、鎌倉のもう一つのシンボル、鎌倉大仏があります。正式名称は「高徳院」といい、国宝にも指定されている阿弥陀如来像が鎮座しています。その巨大な姿は、実際に目の当たりにすると、言葉を失うほどの迫力があるでしょう。また、胎内を拝観することもできます。

アクセス: 江ノ電・長谷駅から徒歩約7分。
開放時間: 8:00~17:30(4月~9月)、8:00~17:00(10月~3月)
料金: 拝観料300円、大仏胎内拝観料50円

6、七里ヶ浜

大仏様を拝観した後は、再び江ノ電に乗り、七里ヶ浜へ向かいましょう。江ノ電の車窓からは、湘南の美しい海が広がり、旅情を掻き立てられます。七里ヶ浜で降りたら、海岸に出てみましょう。海岸をゆっくりと散歩しながら、潮風を感じてみてください。

アクセス: 江ノ電・七里ヶ浜駅すぐ。
開放時間: 散策自由。
料金: 無料

7、江ノ島

七里ヶ浜で海を堪能したら、江ノ電で終点の江ノ島駅まで向かいます。江ノ島駅からは、歩いて江の島弁天橋を渡ります。江の島には、辺津宮、中津宮、奥津宮と三つの宮があり、それぞれを巡るのも楽しいでしょう。江の島エスカーに乗れば、階段を登ることなく、島内の主要なスポットを巡ることができます。頂上にある江の島サムエル・コッキング苑は、植物園や展望灯台があり、特に展望灯台からの眺めは、湘南の海を一望できる絶景です。江の島の魅力は、海だけでなく、神社仏閣、植物園、グルメなど、多岐にわたります。

アクセス: 江ノ電・江ノ島駅から徒歩約20分
開放時間: 散策自由
料金: 江の島エスカー、江の島サムエル・コッキング苑、展望灯台は有料

8、稚児ケ淵で日の入りを見る

江の島を巡った後は、一日の締めくくりに、稚児ケ淵で夕日を眺めましょう。稚児ケ淵は、島の裏側にある海食洞窟で、美しい岩礁が広がっています。この場所から見る夕日は格別で、富士山のシルエットが浮かび上がり、息をのむような絶景を楽しむことができるでしょう。一人で静かに、一日を振り返りながら、美しい夕日に心を奪われる時間は、きっと忘れられない思い出になるはずです。

アクセス: 江の島頂上から徒歩約15分
開放時間: 散策自由
料金: 無料

江ノ電の1日券を使いましょう

今回の旅では、江ノ電を頻繁に利用します。そこで、おすすめしたいのが、江ノ電の1日乗車券「のりおりくん」です。鎌倉駅から藤沢駅までの江ノ電全区間を、何度でも乗り降りすることができます。一日券があれば、時間を気にせず自由に途中下車できるので、行きたい場所に気軽に立ち寄ることができます。また、江ノ電沿線にある施設や店舗で、特典や割引を受けることもできます。江ノ電に乗って、のんびりと揺られながら、窓の外に広がる景色を眺めるのも、旅の楽しみの一つです。

料金: 800円(大人)、400円(小児)
発売場所: 江ノ電各駅の自動券売機、窓口

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