ひとり旅に興味はあるけど、「どこへ行けば安心か分からない」「車がないと不便そう」と思って、一歩が踏み出せない人も多いと思います。この記事では、日本国内で、車がなくても行きやすく、ひとりでも過ごしやすい場所を選んで紹介します。どの街も公共交通機関が便利で、ひとりでも安心して歩ける場所です。「初めてのひとり旅でも、ここなら大丈夫かも」と思えるきっかけになれば嬉しいです。
金沢

金沢は、街全体が落ち着いていて、ひとりで歩いていても自然になじむ場所です。主要な観光スポットは意外と近くに集まっており、徒歩で回れる場所が多いのも魅力のひとつです。無理に予定を詰め込まなくても、街を歩いているだけで旅気分を味わえます。
兼六園やひがし茶屋街など、静かに景色を楽しめるスポットが多く、自分のペースで過ごしたいひとり旅にぴったりです。また、アートが好きな方には、現代美術を楽しめる金沢21世紀美術館も外せません。建物そのものも印象的で、ひとりでじっくり鑑賞する時間が心地よく感じられます。
海鮮丼や和菓子など、ひとりでも入りやすいお店が多いのも金沢ならではの安心ポイントです。歩きながら、見て、感じて、味わう。そんな穏やかな時間を過ごしたい方におすすめの街です。

京都

京都の大きな魅力は、四季ごとに表情が変わる景色を楽しめることです。春は哲学の道や円山公園の桜、夏は嵐山の青もみじ、秋は東福寺や永観堂の紅葉、冬は金閣寺や清水寺の静かな佇まいと、何度訪れても違った京都に出会えます。同じ場所でも季節によって印象が変わるため、繰り返し訪れても飽きることがありません。
観光スポットも点在しており、朝の時間帯に清水寺を訪れたり、祇園や花見小路を静かに散策したりするのもおすすめです。少し足を伸ばせば、嵐山で川沿いを歩いたり、渡月橋周辺で景色を眺めたりと、ひとりで過ごす時間が心地よく感じられます。
有名な観光地が多い一方で、一本路地に入ると静かな空気が流れているのも京都ならではです。にぎやかさと落ち着きの両方を楽しめるため、ひとり旅でも無理なく、自分らしい時間を過ごせます。

軽井沢

軽井沢は、自然に囲まれながらも落ち着いた時間を過ごせる場所で、ひとり旅との相性がとても良い街です。駅周辺には旧軽井沢銀座通りがあり、カフェやベーカリー、雑貨店をのんびり巡るだけでも充実した時間になります。
また、軽井沢・プリンスショッピングプラザがあり、広々とした空間でおもいきりショッピングを楽しめるのも魅力です。自然の中で過ごす時間と、買い物に集中する時間、そのどちらも気分に合わせて選べます。
少し歩けば雲場池があり、季節ごとに変わる景色を眺めながら静かに散策できます。緑の中で過ごす時間は、日常から少し距離を置きたいときにぴったりです。カフェで読書をしたり、ショッピングの合間にひと休みしたりと、ひとりだからこそ自由に過ごせるのが軽井沢の魅力です。
箱根

箱根は、自然や温泉、アートを一度に楽しめるエリアで、ひとり旅でも過ごしやすい場所です。芦ノ湖周辺では、湖を眺めながら散策したり、静かな時間を過ごしたりと、気持ちをゆるめるひとときが楽しめます。
箱根を訪れたら、大涌谷にも足を運んでみたいところです。立ち上る白い噴煙や迫力のある景色は非日常感があり、短時間でも印象に残る体験になります。名物の黒たまごを味わうのも、旅の楽しみのひとつです。
箱根彫刻の森美術館では、屋外アートを自分のペースで鑑賞でき、ひとりだからこそ感じ取れる時間があります。箱根湯本駅周辺には、和菓子店や土産物店が並び、散策や買い物をしながら旅の余韻を楽しめます。
広島

広島市内では路面電車が走っており、主要な観光スポットへも移動しやすく、初めて訪れるひとり旅でも安心して行動できます。平和記念公園や原爆ドームを巡ったあとは、街中をゆっくり歩きながら過ごすのもおすすめです。
広島を訪れたら、ぜひ足を運びたいのが宮島です。海に浮かぶ厳島神社の大鳥居は、時間帯や潮の満ち引きによって表情が変わり、何度見ても心に残ります。宮島の表参道商店街では、揚げもみじや焼き牡蠣などを食べ歩きしながら散策するのも楽しみのひとつです。また、広島市内に戻ったら、本場のお好み焼きを味わうのも外せません。

札幌・小樽

札幌と小樽は、ひとり旅でも動きやすく、組み合わせて巡りやすいエリアです。札幌では、大通公園を中心に街歩きを楽しみながら、時計台や狸小路を散策したり、北海道神宮で静かな時間を過ごしたりできます。冬に訪れるなら、さっぽろ雪まつりで季節ならではの景色を楽しむのもおすすめです。
少し足を伸ばして小樽へ行けば、雰囲気は一気に港町へと変わります。小樽運河や堺町通りを歩きながら、ガラス工房やスイーツ店をのぞき、レトロな街並みを楽しめます。札幌を拠点にしつつ、気軽に小樽まで足を延ばせるため、ひとり旅でも無理なく北海道らしさを味わえるのが魅力です。

函館

函館は、ゆったりとした時間が流れる港町で、ひとり旅に向いている街です。市内には路面電車が走っており、主要な観光スポットへも移動しやすく、初めて訪れる場合でも迷いにくいのが魅力です。
元町エリアでは、八幡坂や教会群を巡りながら、坂の上から港を望む景色を楽しめます。朝は函館朝市を散策し、新鮮な海鮮を味わうのもおすすめです。
少し足を伸ばすと、温泉に入る猿の姿が見られることで知られる湯の川温泉エリアがあります。季節によっては、のんびりと湯に浸かる猿を眺めることができ、函館ならではの印象的な体験になります。夜には函館山からの夜景を眺め、静かに一日を締めくくるのも素敵です。

長崎

長崎は、異国情緒と歴史が色濃く残る街で、ひとり旅でも静かに楽しめる魅力があります。市内には路面電車が走っており、主要な観光スポットを効率よく巡れるため、初めて訪れる場合でも行動しやすいのが特徴です。
長崎を代表する観光地のひとつがグラバー園です。高台から港を望む景色は開放感があり、ゆっくり歩きながら異国文化の名残を感じられます。出島では、日本と海外の歴史的なつながりを学びながら、落ち着いた時間を過ごせます。
時間に余裕があれば、軍艦島へのクルーズも印象に残る体験になります。海に浮かぶ独特な景観は、長崎ならではの非日常を感じさせてくれます。また、長崎新地中華街では、街歩きの合間に立ち寄りやすく、食べ歩きも楽しめます。
グルメも長崎旅の大きな楽しみです。定番のちゃんぽんやトルコライスに加え、落ち着いた雰囲気のお店で味わう茶碗蒸し定食は、ひとりでも入りやすく、旅の合間にほっとできる一品です。観光、街歩き、食をバランスよく楽しめるのが、長崎の魅力です。
最後
国内のひとり旅は、特別な準備や勇気がないとできないものではありません。行き先をちょっと工夫するだけで、安心して楽しめます。
紹介した街は、車がなくても移動しやすく、一人の時間を大切にできる所です。
最初から完璧な旅を考えなくても大丈夫です。気になる場所を一つ選んで、無理のない日程で行くだけでも、新しい発見があります。
自分のペースで歩いたり、食べたり、感じたりできるのは、ひとり旅ならではの楽しみです。
この中に、あなたの「次に行きたい場所」が見つかれば嬉しいです。
